同年代の学生時代の友人が、両親が仕事を定年を迎えてから、近所の寄り合い所になれるような喫茶店をしたいと言い出したんで、いいじゃないと賛成したんだそうです。
しかも、自宅の近くの行きつけだった喫茶店の店主が店をたたんで別の地域にある実家に帰ることを聞きつけ、店を引き継ぐと提案。
それならと、喫茶店はそのままの居ぬき状態で、格安で店を譲ってもらうように交渉。店が残ることを喜んだ店主は快諾し店は友人の両親のものに。
でもやはり、居ぬき物件の喫茶店なので、常連さんばかりしか入れない常連のたまり場になってしまわない様に、新規のお客さんも誰でも入りやすいように、外側だけ外壁塗装や屋根に看板的にイラストを描いたりリフォームしてリニューアルオープンの喫茶店に見せたかったんだそう。
と言っても定年を迎えていたとはいえ、リニューアルするための退職金からの資金はそれほどありません。
そのため、外壁や屋根の塗装工事は夫婦で行うか、知り合いに頼んで行うというような手作り感満載のリフォームを行うことに。
それはそれでいいと思っていたので外壁塗装や屋根塗装素人の友人の両親なりに塗料を買ってきて、夫婦とあとは建築の仕事に携わる親族にアドバイスをもらって屋根も開かる色合いに、外壁もピンク系の色合いにカラフルな色合いに塗装工事を夫婦共同で仕上げたんだそう。
そして全て完了してから自分の子供に喫茶店をオープンする前に見た目の最終仕上げにチェックしにきてくれと連絡があり、友人は両親が塗装をした渾身の作である喫茶店の外観をチェックしに行ったんだそうです。
そして現地に到着して、両親が喫茶店に案内してくれたのですが、友人は愕然としてしまったんだそう。
それは、外壁塗装や屋根の塗装に描いてはいけないものが描かれていたんです。
色はカラフルな色合いの背景で特に問題は無いのですが、問題は、外壁に描かれたイラストのキャラクターです。
そこには外壁全体が背景の真っ赤な色に、世界中の有名人気者のキャラクターが描かれていたんです。しかも屋根にも。
あまりのことに言葉が出なかった友人は、一瞬たじろぎましたがすぐに我に返って、両親に向かって、早くこのイラストを塗料で塗りつぶすように指摘。
両親は意味がわからない様子でせっかく若い人も入りやすいようにイラストを描いたのにと塗りつぶしたくないとい不満口調。
しかし、友人は、強い口調で反論、このイラストは世界的人気キャラクターで使用許可がいる、勝手に描いたら著作権侵害や版権がどうのこうので、莫大な損害賠償の訴訟に発展するかも。と両親を説得したんです。両親はやはり素人なので著作権や版権まで考えてなっかたんだそう。それを聞いて慌てて、外壁と屋根に描かれたキャラクターを上塗り塗装で修復。見事に人気者キャラを塗りつぶし全て消しました。しかし、何となく外壁が一色塗りが味気なく感じた友人の両親は塗装した後に再び今度は屋根に桜の花びらを描いてコーヒカップのイラストを描いて、地域の喫茶店のイメージに塗装。この色合いとイラストが功を奏したのか、オープンからお客さんの入りは良いんだそうです。
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