キャラクターものや可愛いものが子供頃から好きで結婚しても可愛いぬいぐるみにメルヘンな人形を集める友人。
結婚をしてからも、可愛い雑貨に囲まれた生活をしていました。
夫も彼女の趣味に付き合っていて結婚した当初は一緒に暮らすアパートの部屋のインテリアも可愛いくて、メルヘンの世界。
でもやはり結婚してからすぐに妊娠をして、子どもも2人産んだのですが彼女のメルヘン世界が危ぶまれることに、それは男の子二人兄弟の出産が原因。
インテリアは可愛いが詰まった世界なのですが、彼女が産んだ兄弟二人はメルヘンの世界とは無縁なやんちゃ兄弟。
2人が保育園と幼稚園にそれぞれ入園するころには部屋中はヤンチャ男の子らしくオモチャもヒーロー戦隊系や怪獣ものなどすっかりメルヘンの世界のインテリアも肩身の狭い様子。
彼女も、メルヘンの世界は子育て中は諦めようと思うように。
そんなときでした、夫と義母からの提案で、今まで新婚時代から住んでいたアパートを子供二人もいるのだから、窮屈にどんどんなってくる。そろそろ、もう少し広い家を見つけて引っ越しした方が良いと助言され、さらに義母が資金も助けてくれるという嬉しい提案だったのです。
しかも、夫と義母から、不動産は好みのものを探してみたらいいと仕事の忙しい夫に代わって、私の好きな物件で良いとのことでした。
その提案には本当にうれしくて、すぐに、ネットの不動産情報をくまなく探すことにしたんです。
すると、いろんな物件の写真付きの売り物件に今住んでいる近所からそれほど遠方ではない場所に、何件かいいなと思う物件があり、まずは、不動産に連絡する前にその場所に赴いて自分の目で確かめて見ることにしたんです。
その中で1件だけ、彼女が目を離せなくなった家がありました、それは全面真っ白な壁にまるでファンタジーな世界のプリンセスが住んでいるような出窓付きの可愛いお家。
えぇこれが中古物件なのと驚かせられるほどの綺麗なまるで白亜の小さなお城みたいに彼女は見えたんです。
もうこれは私が夢に見たお城の一戸建てと感じた彼女。すぐにその場で不動産に携帯で連絡をして中古の価格やまだ誰も手続きしていないか確認、そして前の住民がどのような人物だったのかを聞くと、前の持ち主は趣味でお菓子教室などを開いていた主婦で、ご主人の転勤が決まって家族で別の地域に移住するために売りに出したんだそう。
お菓子教室のイメージだったんだと、それで可愛い西洋のお城みたいだったのねと彼女はそれでもうこの中古物件を手に入れたいとすぐに夫と義母に連絡。義母も夫にも彼女が気に入った中古物件を見てもらうと、夫も義母も購入することを了解。
そして彼女は念願だったメルヘンイメージの1戸建てに引っ越したんです。
ところが、引っ越しをしてから約1ヵ月後のことです、彼女が買い物からもどると、庭に子供達が遊んでいてなぜか黒ペンで何かしている、
あせった彼女が家の外壁を見て見ると、マジックで大きな目や顔を落書きをしていてあとは、手のひらに絵具を塗ってベタベタと外壁につけているんです。
彼女の子供達はやんちゃざかりの子供。落書きはかなりひどくて壁掃除で、彼女が気に入った真っ白壁は子供達の落書き天国になってしまっていました。
彼女はもう壁を好きなように落書きをして汚しまくる子供達を見ながら、やはり真っ白な壁は汚される運命にあるのかも。とその瞬間にメルヘンは卒業と考えながら、夫に相談して、今度は外壁を汚されても良いような真っ白から真っ黒系に外壁塗装を塗装工事をしたということです。
外壁が真っ白から真っ黒になったことで子供達も落書きはしなくなりましたが、せっかく真っ白な外壁が気に入っていたのに結局真っ黒な色に塗装工事が必要になって中古物件なのに新築リフォームレベルの費用がかかってしまったと嘆いていました。
しかし真っ黒な外壁もなかなか和風の城みたいでよろしいと今度は黒色のシックなメルヘン雑貨のインテリアを目指しているんだそう。